平成26年2月定例会(3月6日)

中心市街地における自動二輪車対策について

全日本吹奏楽コンクール中学・高校の部誘致について


◆(金庭宜雄君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。  
初めに、中心市街地における自動二輪車対策についてです。  
名古屋の中心市街地の道路は広く、歩道も広くとられ、まちを行き交う人々に快適な歩行空間が確保されているというのが一般的な認識であります。しかしながら、最近では、お世辞にも快適な歩行空間の歩道とは言えない状況になっていると感じます。  
名古屋城から栄、大須を貫く名古屋でも歩行者の多い大津通の歩道上は、歩行者の安全確保のためにコリドー路線の対策が施されている場所がありますが、実際は自転車通行帯にバイクや自転車などが駐車してあり、広いはずの歩道は狭く窮屈になっています。  
これまでも議会において、放置自転車対策のための駐車場整備について議論を重ね、対策を進めてきたところですが、自転車に加え、自動二輪車までも歩道上に駐車されている現状を憂慮する市民の方、逆に、中心市街地のどこに駐車してよいかとお尋ねをいただいた自動二輪車のライダーの方からの御相談をもとに、双方の視点に立ち、これまで調査を重ねた上で、中心市街地における自動二輪車の駐車対策について質問をさせていただきます。  
この場合、自動二輪車とは原付バイクを超える大きな排気量のバイクを指します。  
まず、先日、私が大津通を調査した現状をごらんいただきたいと存じます。こちらの写真でございます。  
こちらには、歩道上に自転車と大型バイクが駐車してあり、そのバイクの前には300円のコインパーキングが空の状況であるという写真でございます。  
そして、次に、その裏をごらんいただきたいと思います。  
バイクが整然と並んでおりますけれども、こちらは実はデパートのバックヤードの出入り口でございまして、ガードマンの人と、それから、中署のカラーコーンに守られるかのように歩道上に違法駐車をされているバイクの状況でございます。  
そして、最後、もう一枚ですね。  
こちらは、繁華街のところにも置かれました自転車とバイクの状況でございます。これも歩道上に置かれておるために、歩道が大変に狭くなっております。  
恐らく、議場内の皆様もふだんごらんになっている風景であろうと思います。  
言うまでもありませんが、歩道上の自動二輪車は駐車違反で検挙の対象となります。  
では、なぜ歩道上にとめるのか。それは、まず、目的地近くにとめやすい。つまり、駐車違反の取り締まりも緩いからか、安易に駐車してしまうという心理が働いているのではないかと推察します。ならば、駐車違反の取り締まりをしっかりとやっていただきたいと警察に取り締まりのお願いと、自動二輪車の検挙実態の調査に伺ったところ、昨年は県内で約8,100件の検挙実績がありました。  
調査中に出会った駐車監視員の方に聞きましたが、昨年は、警察署から自動二輪車の違法駐車監視活動依頼を受け、8回実施したそうです。  
次に、名古屋の状況と比較調査のため、行政が自動二輪車駐車対策に積極的に乗り出している川崎市と東京都品川区、新宿区の状況を調査してまいりました。どの自治体も民間事業者によって自動二輪車駐車場が管理運営されており、駅前や繁華街の歩道上への違法駐車はなく、駐車場に整然と並べられた状況は、そのまちのイメージを良好に保っていると感じました。一つの実施状況を御紹介いたします。  
こちらが品川区の自動二輪車の駐車場です。  
ざっと見て、大体50台ぐらいの自動二輪車が駐車ができるようになっておりまして、歩行者専用道もその横にきちんと整備をされている状況です。  
そして、こちらが川崎市の駅前の駐車場でございます。こちらの駐車場は、自転車と、それから自動二輪車が同時に駐車できるような状況になっておりまして、駐車料金も大変安価でやっております。  
新宿区役所のすぐ横の道にも、路外駐車場として同様の駐車場が整備されていました。区役所は、歌舞伎町という繁華街の中に位置していながらも、きちんと対策されているのはさすがだと感心させられました。新宿区の職員の方からは、警察の取り締まり、駐車場の整備、駐車場への誘導の三つが最も重要であり、この三つの効果が同時に働いていないと違法駐車が再発するという大変参考になる視点を聴取することができました。  
以上、私の調査とこれまでの名古屋市の状況を踏まえた上で質問をいたします。  
平成20年6月の本会議において、自民党の岩本議員から、自動二輪車の駐車場所の確保の意義を示した上で本市の見解をただされております。  
このとき、本市の交通計画や他の駐車施策とあわせ、自動二輪車の駐車のあり方について、今後検討する旨の答弁でありましたが、以降、自動二輪車の駐車場のあり方についてどのような検討と取り組みを行ってきたのか。また、先ほど写真資料を示しながら、名古屋の中心市街地の現状を指摘しましたが、これらを踏まえ、今後どのような対応をなさるお考えなのか、あわせて住宅都市局長にお尋ねいたします。  
次に、全日本吹奏楽コンクール中学・高校の部誘致について質問をさせていただきます。  
一昨年、昨年と全日本吹奏楽コンクール中学・高校の部の全国大会が名古屋国際会議場センチュリーホールで開催されています。  
この全日本吹奏楽コンクールについて少し御紹介しますと、全国から中学校で約6,630校が参加、高校で約3,170校が参加、中学と高校合わせて全国約9,800校が全国大会を目指す、まさに中高生の吹奏楽の甲子園との異名を持つほどの憧れの舞台です。ここに出場する夢に向かって、子供たちは日夜厳しい練習に励んでいます。  
中学、高校という多感な時期の子供たちが吹奏楽という音楽活動を通じて、個人の技術や才能を超越して、仲間との相互理解や努力の積み重ねによりかち得た舞台が全日本吹奏楽コンクールであると言えます。  
吹奏楽を愛する中高生たちにとって、青春時代の情熱を燃やすほど憧れる全国大会の舞台に上がるまでの道のりは大変に厳しく、いかに難関であるかを名古屋市内の学校を例に挙げて紹介いたします。  
まず、愛知県吹奏楽コンクールの名古屋大会が7月に行われ、ここを勝ち上がります。次に、8月に名古屋地区を含む七つの県内地区代表が集まる愛知県大会で勝ち上がらなければなりません。次に、同月下旬に行われる東海大会において、愛知県代表として、三重、岐阜、長野、静岡の五つの県代表と競い合い、中学の部、高校の部のそれぞれ上位3校として勝ち残りを果たし、全日本吹奏楽コンクールに東海地区代表としてようやく憧れの舞台に立つことができるのです。このように、全国各地区の代表として勝ち上がった中学、高校の代表として出場できるのは、それぞれわずか29校であり、大変に狭き門です。  
この難関を突破し、毎年のように名古屋市立中学や市内の高校が全日本吹奏楽コンクールに出場し、すばらしい成績をおさめていることは、名古屋市民として本当に誇らしい限りです。  
最近では、コンクールに勝ち進むまでの半年以上の過程を学校の部活動での地道な練習から追ったドキュメントとして、全国放送のバラエティー番組で何週にもわたり特集として取り上げられるほど、知名度も人気も高いコンクールとなっています。  
さて、この全日本吹奏楽コンクールは、現在名古屋で開催されていると冒頭申し上げましたが、これにはある事情があります。  
もともと、このコンクールは、東京都杉並区にある普門館で毎年開催されていました。中学生、高校生たちは、目指せ普門館の合い言葉のもと、日々の練習に打ち込んできたわけであり、憧れの地は、昭和47年より普門館でしたが、東日本大震災後に同館の耐震性を調べたところ、大地震の際、天井部分に崩落の危険性があることが判明。大規模改修も用途が限定され、現行の法律上、建て直しもできないなどの問題により、ホールとしての使用ができなくなり、やむなく開催を断念せざるを得なくなったそうです。  
そして、一昨年より代替会場として、名古屋国際会議場センチュリーホールが全日本吹奏楽コンクールの会場となり、ことしまでは開催が予定されているのですが、その後の開催会場については未定であるといいます。  
中高生の吹奏楽の甲子園との異名を持つほどの憧れの大舞台が、普門館からとりあえずとはいえ、センチュリーホールになっているのは紛れもない事実であり、全国の中高生の吹奏楽部員たちの目指す地は、今、名古屋なのです。  
これを踏まえ、この際、本市も開催地として積極的にかかわり、支援していくべきと考え、以下2点について質問いたします。  
センチュリーホールで開催されるコンクールは、中学生、高校生の部の全国大会であることから、名古屋での今後の継続開催に向けて、教育委員会が積極的にかかわっていくべきではないかと考えますが、教育長の御所見をお伺いいたします。  
さて、全国大会が決定した学校は、大会前日や当日の練習会場を確保するために、学校関係者の個人的なつながりを頼りに練習会場を探すなど、御苦労されているとも聞いています。この点についても、名古屋市は協力体制がとれないものでしょうか。  
例えば、市内の学校施設などを練習会場として提供することができれば、吹奏楽に携わる名古屋の中高生による会場での受け入れなどを通じ、高度な技術に触れる機会が得られ、音楽文化による青少年交流も図られるのではないかと考えます。  
練習会場提供などの支援や、名古屋の中高生との交流なども視野に入れたさまざまな支援策を検討し、全日本吹奏楽コンクールの開催を本市へ誘致するべきと考えますが、あわせて教育長の御所見をお伺いいたし、私の第1回目の質問とさせていただきます。(拍手)

◎住宅都市局長(田宮正道君) 中心市街地における自動二輪車駐車対策についてお尋ねをいただきました。  
議員御指摘のように、排気量50ccを超える二輪の自動車、いわゆる自動二輪の道路上の違法駐車につきましては、放置自転車とあわせ、歩行者の妨げとなり、歩きにくい状況を生み出しているものと認識をしております。  
この問題につきましては、平成20年6月の定例会においても御指摘をいただいており、これを踏まえて、本市といたしましても、久屋、大須及び古沢公園の三つの市営駐車場に自動二輪専用の駐車スペースを確保するなどの改善を行ってまいりましたが、現状といたしましては、ほかに駐車受け入れに御協力をいただいている民間駐車場も含め、路外駐車場が自動二輪に積極的に利用されているとは言えないという状況にございます。  
こうした中、昨年秋に素案を公表いたしましたなごや交通まちづくりプランでは、都市計画駐車場の利活用として、自動二輪の駐車場としての活用促進をうたっておりまして、今後、機会を捉えて、利用者や関係団体の皆様から御意見を伺いながら、既存駐車場の活用を進めてまいりたいと考えております。  
さらなる取り組みといたしまして、都心部において自動二輪を受け入れている駐車場が利用者に容易にわかるように、現地における案内表示の改善も検討してまいりたいと考えております。  
こうしたことも含めまして、今後、関係機関とも連携しながら、自動二輪を規制、誘導する方策に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  
以上でございます。

◎教育長(下田一幸君) 全日本吹奏楽コンクール中学・高校の部の誘致について、2点のお尋ねをいただきました。  
まず、中学生、高校生の部が開催される地元の教育機関として、継続開催に向けて積極的にかかわっていくべきではないかとのお尋ねでございます。  
全日本吹奏楽コンクールの中学の部、高校の部は、平成23年度までの長い間、東京都杉並区にある普門館で毎年開催され、中高生の吹奏楽の甲子園と称されるほどの憧れの地であったと伺っております。  
名古屋の中学校、高校の部活動におきましても、吹奏楽は盛んに活動いたしておりまして、中でも、本市立中学校は、毎年のように東海地方の代表としてこのコンクールに出場しております。  
平成23年度と24年度には、瑞穂区の汐路中学校が、それから、今年度は名東区の神丘中学校が出場し、それぞれ優秀な成績をおさめてまいりました。  
こうした歴史と伝統を有する憧れの大舞台が名古屋を本拠地といたしまして毎年開催されますことは、コンクールへの出場を目指す中高生を初めとした名古屋の子供たちの大変な誇りとなるとともに、大きな励みになるというふうに考えております。  
したがいまして、このコンクールの開催は大変意義があるものであり、教育委員会といたしましても、名古屋で継続的に開催されるよう積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  
次に、誘致に向けた支援、協力についてお尋ねをいただきました。  
このコンクールは、申し上げるまでもなく、吹奏楽に取り組む全国トップクラスの中高生が名古屋に集う貴重な機会でございます。  
今、議員から御提案いただきましたように、学校施設などを練習会場とすることによりまして、こうした生徒たちと吹奏楽に携わる名古屋の生徒たちとの交流が図られますことは、お互いの生徒たちにとりましても大変よい刺激になると同時に、本市の音楽文化の醸成が一層図られるということが期待されるものでございます。  
名古屋の子供たちが夢や希望を身近に感じられる教育環境を実現していくためにも、教育委員会といたしまして、主催者と十分な調整をする必要はございますが、練習会場の確保や高校生などの運営ボランティアの募集など、全市的に協力を呼びかけながら、名古屋が全日本吹奏楽コンクールの開催地として確立され、センチュリーホールが中高生の吹奏楽の憧れの地と呼ばれるようになりますよう、積極的に支援・協力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  
以上でございます。

◆(金庭宜雄君) それぞれ御答弁ありがとうございました。  
教育長さんから大変力強い御答弁をいただきました。本当にありがとうございました。  
名古屋の中高生の吹奏楽部員たちにとっても、我が地元が全国大会の地だということで、誇りを持ってまたできると思います。本当によろしくお願いをしたいと思います。  
新聞報道では、これまで普門館の代替会場として東京都内での会場を探したところ、同規模の会場がないこと、それから、楽器運搬車両だとか、バスの駐車スペースの課題が解消できないとの理由で断念したとも聞いております。  
一方、センチュリーホールは、陸路も鉄道も空路も利便性にすぐれた日本の中心地であり、会場収容人数も駐車場も全く問題ありません。全国大会のチケット販売も、インターネットで発売開始後、数分で完売してしまうほどのプラチナチケットとしても実は有名なんです。  
高校野球は甲子園、サッカーは東京、ラグビーは花園、駅伝は京都都大路と、青少年のメジャーな大会に名古屋は残念ながらないんです。ぜひ全日本吹奏楽コンクールは名古屋に誘致できますよう、しっかりと連携していただくことを要望しておきます。  
それから、先ほどの自動二輪車の駐車対策につきまして、要望と、それから、再質問をさせていただきます。  
先ほど局長さんのほうから、三つの路外駐車場に専用スペースを確保したと、こういうお話でございました。私も実は、久屋の駐車場に何度か視察をしに行ったんですけれども、残念ながら1台も駐車されていなかったんです。台数も5台分ということでございましたし、ひょっとしたら、料金も普通自動車と同じ料金なので、そういったところも理由かなというふうに思います。  
先ほど紹介しました、東京の例えば新宿駅の新南口というところがあるんですけれども、そこの真ん前に実は自動二輪車の駐車場がありました。ここは、駐車して初めの2時間は無料なんです。そして、その後1時間ごとに100円ずつの課金体系なんですね。ですから、バイクの方もいらっしゃいましたけれども、20分、30分待ってもそこにとめるということを言っていらっしゃいましたので、そういう誘導策というのが非常に重要だなというふうに思いますので、ぜひとも民間の栄付近の駐車場の管理者の方に、ぜひともこのことをお願いしたいと思います。  
また、一般駐車場に自動二輪車駐車可というふうに書いてあると一目でわかるし、自動車に遠慮せずに安心して駐車ができるので、ぜひお願いしたいというふうにライダーの方からも実は要望されておりますので、ぜひともそういった働きかけをお願いしておきたいと思います。  
さて、今後、魅力ある名古屋を内外に発信し、さまざまな仕掛けをもくろんでいらっしゃる市長さんにお尋ねしたいと思います。  
おもしろいこと、楽しいことを仕掛けることは、都市の魅力づくりには欠かせないと私も思います。しかし、せっかく名古屋を訪れた方が今の中心市街地を見て、歩いて、果たして2度、3度と足を運んでくれるでしょうか。私はとっても心配なんです。  
市長は、先ほど私がお示しした現状を見てどのようにお感じになられ、まちづくりの上で今後どのような対応をお考えなのかお答えください。

◎市長(河村たかし君) これはありがたい御指摘でございまして、私も自転車のことは有名だもんだで気がありましたけど、こっちのバイク、自動二輪のほうは、こういう問題があるというのはぱっと気づかなんだですよ、正直言いまして。やっぱり重たいで倒れると危ないでね、本当に。小さい子がおると。  
今、金庭さんのを見ておりましたら、どこかの運河の横……(「道路です」と呼ぶ者あり)道路、あれ。水路じゃない、あれ。(「違います」と呼ぶ者あり)違う。またちょっと金庭さんに聞きますけど、私も役所任せにせずに、20年に質問があったわけでしょう、岩本さんから。こういう状況でこのままというのはちょっとどうかと思いますけど、私。  
だで、自分でもちょっとほかのところも調べまして、どうやって工夫してやっていったかというのを役所任せにせずに自分でも調べて、ちゃんと、きちっと、今度のときはまたできなんだというふうにならぬようにきちっとフォローをしたいと思います。また御報告します。

◆(金庭宜雄君) 市長さん、ありがとうございました。  
ぜひ人任せにせずにというところで、覚えていますからね、ちゃんとやっていただきますようにお願いします。  
私のほうも、やっぱりまちの魅力というのは、まずは誰もが安心して楽しく歩けるきれいなまちであることだと私は確信します。  
実は、この四、五年、残念なことに、都心部の歩道は、健常者はおろか、高齢者や車椅子利用者、視覚障害者にとって危険きわまりない障害物だらけのまちになりつつあります。モラルや他人のことなどお構いなしの者が跳梁ばっこする名古屋のまちにしては絶対いけないのです。  
市長は、東京に人が吸い取られるとストロー現象を心配しておられますけれども、しかし、先ほどの写真で比較しておわかりのように、東京のほうが名古屋よりも整然としていて、安心のまちづくりの努力をしているんです。  
名古屋市会の平成21年9月議会で、自動二輪車の駐車対策に関する意見書を議決しまして、財政・税制措置を講ずるよう国に要望いたしました。これに応えるように、平成22年、国土交通省が財政支援策を示して、同年と翌年の2度にわたって政令指定都市宛てに、自転車駐車場にも自動二輪車を駐車できる対策を講じるよう通知が出たんです。市長が在任中ですよ。この対策を実施している自治体は、政令市だけで現在12都市、全国の市町240都市やっているんですよ。残念ながら、名古屋市はその中に入っていないんです。議会が国に要望し、国も応え、協力を要請しているのに、なぜ敏感に反応しないんでしょうか。  
違法駐車を取り締まるのは警察の仕事、一般駐車場もあるんだからそこにとめればいいとの視点で市がこの問題を捉えていたのではなかったんですか。  
まちづくりは、市長が先頭に立って進める仕事です。今の名古屋の中心市街地の優先課題は、歩道に放置された自転車やバイクをまずは整然と駐車していただいて、安全・快適なまちの維持、形成を市民と協働で進めることだと考えます。  
私は、以前のようなきれいなまち名古屋を取り戻したいんです。どうか市長には、いま一度足元をしっかりと見詰めていただいて、安心できれいなまちを取り戻す、先頭に立って仕事をしていただくことを強く求め、私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)